あづみのカップ当日。
29番目のスタート。軽く鈴蘭橋までアップした後にスタートに望んだ。
タイムは75分50秒ぐらい。
- 走行時間:2時間17分 走行距離:44.7km
- 平均心拍:135 最高心拍:172
- 消費カロリー:1262Kcal 獲得高度:1315m
- 平均気温:22度 最低気温:19度
27番目のスタートの岡部さんがLOOK595で参戦されていたので色々とお話を聞く。岡部さんの話によると、各チューブは585より太く見えるが585の方が硬いそうだ。もっと硬いのがいい人は585Ultraという585より15%硬くしたのが出るらしいのでそちらの方をどうぞ、とのこと。ちなみに乗鞍本戦はこの585Ultraで出走されるとのことだ。
走り出してすぐに調子が悪いのにきづく。アップの時より脚が重く、おまけに腰の調子が悪く重いギヤがまったく踏めない。昨日楽に回したギヤを一生懸命踏んでいる状態だ。しょうがないのでダンシングで勢いと付けてシッティングで回していくといった感じで上る。
昨日と違い天気が良いのはいいが空気が乾燥していて呼吸器へのダメージが少しある。昨日の試走の疲れも少しあるようだ。
第一CPまで20分30秒、冷泉小屋まで45分30秒、位ヶ原山荘まで53分40秒、ゴールまで75分50秒。
記録を振り返ると去年の本戦とほぼ同じタイムで各ポイントを通過している。コンディションがかなり悪かったことを見てもまあまあとみるべきか。全体にタイムが遅めなのでぎっくり腰が完治したら筋持久力強化メニューに取り組みたい。
今日走ってなんとなく感じたのだが、第一CPまではイーブンペース走でよいが、第一CPから第二CP、第二CPから残り3km地点付近までは部分的に斜度のキツイところがあり、上り方に工夫が必要であると思った。以外とここのパートの走り方次第でタイムは大分変わりそうだ。
第一CPまでは平地走のペースで走ればよいが、そこから先は脚を残しつつタイムを出さないといけない。
美ヶ原とはまた毛色の違う難しさがこの乗鞍のコースにはありそうだ。
下山時、大雪渓付近の青々と溜まっている道路際で雪解け水を汲んで飲む。この上なく美味しい。びゅんびゅんみんな下っていく中、素晴らしい天候と景色をかみしめるようにゆっくりと下っていく。この乗鞍の下山の風景は私にとっては夏の終わり、一年の終わりを意味する風景。後一ヶ月先とはいえ、本戦時の時下山の時、いつも夏の終わり、祭りの終わりのような一抹の寂しさ、試合の終わった後の開放感とないまぜとなった複雑な気持ちでこの風景を眺めて下っていたことを思い出しながら下った。
今年の夏も後一ヶ月で終わるのだ。