快晴 Mt.富士山ヒルクライム大会 当日

私- 男子40~44歳 29位 1:13:19.77

嫁さん - 女子36歳以上 - 1位 1:25:24.48

  • 走行記録:1時間22分   走行距離:25.8km
  • 平均心拍:157       最高心拍:172
  • 消費カロリー:1369Kcal  獲得高度:1250m
  • 平均気温:16度      最低気温:11度

集合時間前のパンク( Vittoria CORSA EVO CX で初めて!)のドタバタでアップできず、本戦スタート直後は心拍があがらず大苦戦。去年の乗鞍の二の舞となるところでしたが、意識的に高ケイデンスで回して本戦前半でアップをする(笑)というワザを使って後半はなんとかまともに走れました。試合前のアップはやっぱり大切です。

今年は激戦で、緩斜面でやってるエンデューロのようで、最後のゴールは集団ゴールでした。

総合1位は村山さん。復活劇を見ることができて感激です。

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朝3:00に起床、自転車を積み込んで表富士から裏富士方面へ出発。雲海がすばらしくきれい。

朝から雲一つない快晴の中、昨日は姿を見ることができなかった富士山を目指して一路走る。

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車を駐車場に置き、自転車を出して周辺でアップしようと思ったが車、人が多くてダメ。車のところへ戻ってローラーを回そうと思ったら前輪がかなりふにゃふにゃ。3気圧ぐらいしかない感じ。

これはパンクだ。今回に限って予備ホイールを持ってきていない。予備タイヤはあるのですかさず交換作業に入る。

嫁さんにローラーを回させておいて私はタイヤの張り替え。カッターで躊躇なくタイヤを切断しはがした後、テープの残りもそのままに上から新しいミヤタのリムテープを貼り付け、持ってきていたお古のVittoria CORSA EVO CX を貼り付けた。お古のタイヤなのでセンターはすぐ出てくれて助かった。空気を入れて漏れがないのを確認していたらあっという間に集合10分前。もうローラーでのアップはできない。

まあ、しょうがないかと思いつつ、会場へと移動した。今までラテックス版のVittoria CORSA EVO CX は練習でもパンクしたことがなかったのになあ。

会場入りすると横山さんを発見。お会いするのは去年の美ヶ原以来、ごいっしょに走るのは一昨年の乗鞍以来かな。スタート前に横山さん、そしてニシノさんと談笑。横山さんのクラスは今回ライバルがいなかったそうで、真ん中に立つチャンスのよう。

定刻の7:10にスタート。

計測開始地点から横山さんに一声かけてダンシングで上り出すがすぐにキレがないことに気がついた。去年の乗鞍と同じ、アップ不足だ。自転車が重く感じる。キツイ割りには全然心拍が上がらない。「うわ、これはヤバイ」と思っていると横山さんがシッティングでスーッと抜いていった。無理矢理がんばってみるがキツイ割りには全然進まない。第一CPまで来たときにはいったん止まろうかと思ったほど。ここでハタと昨日のアップのことを思い出し、ギヤを二枚ぐらい落としとにかく回してみることした。39T×21ぐらいでクルクル回すこと15分ぐらいか、ちょうど斜度が緩くなってきたので39T×17に戻してみると踏めるし心拍も苦しくなくなっていた。アップ完了、といったところか?(笑)

ちょうどイイペースで走ってきた集団がいたのですかさず飛び乗る。前から降ってきて割り込もうする人、後ろから上がってきて割り込もうとする人、まるでどこかのエンデューロのような感じで前との間隔を空けないように前車のスプロケを見つつ上ることが今回は多かった。こんなことははじめてだ。

タイコをドンドンたたいている第二CPを通過したあたりから斜度が上がる。ここで集団が少し減速してきたので、今度は私が前に出て集団を引く。脚は大分調子が戻ってきていて、山岳賞のかかったあたりはアウターでダンシングで上っているほど。この先はもう平地区間だよなー、と思いつつ上ってると最後にグンと斜度が上がるところがあった。そうだ、平地区間が始まる前にこんなところがあったけな、と思いつつ、ゲンナリしつつダンシングで上っていると業を煮やした集団に抜かれ、後方に下がる(笑)。

一番斜度のきついここを過ぎれば、後は平地区間。みんな飛ばす飛ばす。おいて行かれないよう必死に食いつく。メーターをチラッと見たら37km/hも出ていた。減速していく集団を何本か乗り換えつつゴールへ。最後に引いてもらった集団の後方でゴール。タイムは手元の時計で73分20秒。

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ゴール後、横山さんとご挨拶。あんまり良くなったらしい。嫁さんがほどなくゴールしてきて、SBTMのみんなと下山まで談笑。サトウさんは71分だそうだ。

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下山してリザルトを見る。嫁さんは1位。SBTMのサトウさんは八位入賞。3分縮めたのになあ、とサトウさん。八ヶ岳もそうだったが去年より飛躍的にレベルアップしているような気がする。3分ぐらいタイムを縮めても順位的にはダウンしてしまうぐらい、どうも今年は激戦のようだ。

総合優勝は村山さん。最強のクライマーが五〇台、というのが素晴らしい。例年よりグッド・シェイプに見える。

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嫁さんのクラスも八ヶ岳につづき、いつもの常連のライバル不在だったが1位ゲット。本人曰く一人旅でペースがつかめなかったそうだ。ヒルクライムもペースの同じ人と走った方が速く走れるのは間違いない。

今回の大きな収穫はアップがやはり大切だ、ということ。例年の乗鞍での不調感はアップ不足ではないかなと思えてきた。ここは比較的緩斜面なので重いギヤを踏んで上るというのがテーマだったが、今回それはできたのでよしとしよう。

次は美ヶ原。今回のスバルラインとは違い、回して上る上りだ。LOOK565は7月まで封印し、今週末から美ヶ原となぜか相性の良いタスカニーで6月いっぱいは練習。そして本戦もタスカニーで上るのだ。週末の山岳連もいよいよ獲得高度2300mコースの方での練習となる。