結果：
私 １時間１３分３７秒と例年並みのタイム。
嫁さん １時間２５分１７秒と過去最低タイム並み。
- 走行記録：2時間07分 走行距離：40.3km
- 平均心拍：130 最高心拍：168
- 消費カロリー：1097Kcal 獲得高度：1205m
- 平均気温：16度 最高気温：23度
詳細は後ほど書き起こすとしてレースの概略のみ。レース外、レース内含め、今回は非常に濃厚な２日間だった。
概況：
残り２週間での追い込み不足と前日のアップ不足がひびいてスタート直後から心拍が１６０拍前後といっこうにあがらない状態。「このままだと、こりゃどえらいことになる！」と焦り、まずはペースを作って走ることが大切とばかりに同じペースで走れる人を探す。ちょうどシルベストの林さんと１６番の人がいいペースで走られていたので便乗。第一ＣＰで１９分３０秒前後で通過。ここまでは３９Ｔ×２１を中心に結構回し気味に上る。第一ＣＰを過ぎてだいぶ走れるようになってきたので少し心拍を落とし、心拍１５５拍前後で踏み気味に上ってみる。それでもシッティングでは３９Ｔ×２４中心にダンシングでは２１～１９を使って上った。なんとなくだが今日は上げて走ると続かないような気がしたのでできるだけ温存しようと考えたのだ。今にして思えば慎重過ぎた。
元石畳でシルベストの林さん、８３番の方他数名のグループに引き離されるが、脚の負担を考えペースを落として慎重にクリア。第二ＣＰでは５１分３０秒前後と去年並み。ここから温存していた脚と心肺を使って少しずつペースアップ。時折３９Ｔ×２７まで使ってクルクル回していき、残り２ｋｍでシルベストの林さんに追いついた。残り１ｋｍ前後で８３番の方をかわしたが、林さんはそのままダンシングでスパートしていったので追うのを諦め、そのままゴール。
第一ＣＰ以降心拍は１６０拍以下で推移し、脚、心肺ともに余裕を残してのレースとなり、焦って走っていた序盤を除けば結果的にはサイクリングモードだった。この程度の負荷で去年並みのタイムがだせた反面、追い込み不足でこの程度のタイムしか出せなかったとも言える。林さんがいいペースで引いてくれたおかげで去年並みのタイムがだせた。感謝にたえない。
すぐに下山用荷物を受け取り下山待ちの列へ並ぶ。マイペースで上ってくるｋｏｎａさん、懸命に上ってくる泥橋さんをはじめ、上ってくるお知り合いの方々に声援をおくった後、下山した。
今年の心拍数推移。まるでペース走の練習のよう。
良かった点：
- 重いギヤを踏めるようにしていたおかげで斜度変化で「休むダンシング」を多用して息が上がらないように、心拍を抑えることができた。後半結構回していた割には息が上がらなかったのは良かったかな？
- フォーム改善と朝晩かかさず続けたストレッチで腰の故障が今年はなかった。
- クランク長、ポジションは直前にいじったもので正解だった。
- 冬の走り込みで基礎持久力がアップできていた。やはり冬場の走り込みで差が出る。
悪かった点：
- 酷暑と雨天での夏場での追い込み不足。高心拍での走りができなかった。
- もっとシェイプアップが必要。速い人には無駄な筋肉がついていない。ヒルクライムには太い筋肉は不要。体重減はやはり重要だ。今回冷静に走っていて分かった点のうちの一つ。この辺は別途書き起こす予定。
- レース前の長風呂は厳禁！去年そして一昨年の私の本戦での不調は長風呂が原因だった可能性大。
今後の課題：
スタート前、そして表彰台でなんとなく見ていて気がついたのが、速い人はみな身体が「田舎のじいさん」的なやせ方をしている。嫁さんの田舎でさんざん見たことのある、痩せた脚、身体だ。ご飯と野菜・根菜中心の和食中心の食事、そして夜は酒は飲むが夕飯はほとんど食べない。痩せていて強い力はだせないけど体力はある、といった感じ。乗鞍のような長い登坂の競争だと軽さと持久力を優先させた方が速く走れるのでは？と感じた。
来年までにレース直前での付け焼き刃的な減量は止めて、食事内容、量、食べ方にいたるところまで考えて減量をスタートさせようかと思っている。
その他：
嫁さんは前日長風呂のしすぎで脱水状態となり、レース当日で脚つりまくりでタイム的には撃沈だったが７位入賞を確保。風呂から上がった後も寝汗が出て２ｋｇ近くは体重が落ちたらしい。そりゃ脱水症状になるわな（笑）
ひさしぶりにお会いしたＳＢＴＭの皆様方、いしださん、ニシノさん、関さん、すーさん、嫁さん関係でお話しました方々、www.norikura.org 乗鞍大雪渓 Web Siteの山田さん、そして筧選手、ありがとうございました。来年また乗鞍でお会いしましょう！
