山南町の薬草薬樹公園まで車で行き、そこから出発。
コースは薬草薬樹公園~86号~多可~427号側道~wacca~加美~青垣峠~429号~生野~市川沿い~渕~39号~404号~寺前~8号~神崎~8号~古時計~427号側道~86号~薬草薬樹公園
- 走行記録:4時間17分 走行距離:102.5km
- 平均心拍:128 最高心拍:176
- 消費カロリー:2419kcal 獲得高度:1005m
- 平均気温:22度 最低気温:16度
待ちに待った秋晴れの晴天の休日。オートバイで行くか自転車で行くか迷ったが、のんびり秋の風情を楽しむには自転車の方がよかろう、ということで自転車で行くことにした。
薬草薬樹公園までデポして9:30過ぎに出発。89号で小野尻トンネルを抜けて多可町へ入り、427号の側道を走る。国道と並走して走るこの側道はまったく車が通っておらず貸し切り状態。車を気にせず秋晴れの素晴らしい風景を楽しみつつ走った。すごく設備の整った畜舎が見えてきたな、と思ったらwaccaさんとこの畜舎だった。亀岡の八木や胡麻高原の畜舎の牛達と違い、実にのんびりとした牛の風情がとても印象的だった。側道から橋を渡ってwaccaさんへ開店時間直後に到着。
開店直後ということもあり、店内にお客さんはおらず、店員さんとおしゃべりしつつジェラートを注文。種類がたくさんあってチョイスにいつも悩むのだが、今回は秋の味をチョイスすることにした。
嫁さんはさつまいもとりんごのジェラート、私は柿とかぼちゃのジェラート。素材の味がよく分かってとても美味しい。
waccaさんのオーナーさんと談笑しつつ、ジェラートをいただいた。夏と違ってのんびりとした時間が流れている店内でしばし楽しい時間を過ごした。
waccaさんを出発して427号を北上。この多可町を縦断する427号沿いの眺めはすばらしい。すれ違う車よりオートバイの方が多いくらいだ。
自転車で走って楽しい道はオートバイで走っても楽しいのだ。
加美までの緩やかな上りが終わると青垣まで一気に下り、青垣峠を上る。5kmで360m上るこの上りは後半の1.4kmで200m上る激坂だ。
スタート125拍、エンド176拍のプログレッシーネでこの激坂を上った。
この峠を上っていて気が付いたのだが、古い石垣があちこちに残っていた。嫁さんの実家、石見銀山でもこのような古い石垣が山中のほうぼうに残っているのだがおそらくこのさきに生野銀山があったので同じようにここでも昔人が済んでいたのだろう。
いよいよここから斜度が10%強の激坂になる、というところで車が横転していた。みたところこの上の激坂から下ってくる時にハンドル操作を誤って側面の崖にぶつかったようだ。
きれいに舗装されているが路面抵抗が大きいアスファルト舗装なのでダンシングだとロスが大きく、後半の1kmの激坂をシッティングで上る。前半は拍子抜けするような上りだが後半は美ヶ原の序盤の激坂、あるいは六丁峠のさいごの激坂が1kmぐらい続いているよな上りでプロフィールが分かっていないと脚をついていたかもしれない。能勢の堀越峠の西側よりキツイ上りだった。
青垣峠の上りきって429号を下る。銀山湖周辺はまだ紅葉しておらず観光客もいなかったが紅葉シーズンになるといい眺めが期待できそうだ。
生野まで下って、焼きたてパン工房Pancaさんで休憩。ここのパンはバターや油を使っておらず、ライトテイストで胃にこないので自転車ライドの補給としては最適かも。
生野から市川沿いの道を下って38号に出て、404号を南下。このあたりの風景も素晴らしい。
寺前まで404号を南下して左折、8号を東進して高坂トンネルをくぐり、多可町まで戻ってきたところで古時計さんへ立ち寄って休憩。
ちょうど中途半端な時間だったせいもあり店内は空いててゆっくりできた。オーナーさん達と談笑しつつ、テリヤキハンバーガーを注文していただく。
疲れた身体に染み渡るような旨さだった。
古時計さんを出て、89号を上り返して薬草薬樹公園に戻ってきて今日のライドは終了。いいライドだった。
このコースはいいコースなのでまた走りたい。