篠山までのツーリングのはずが、気がついていたらオートバイを買ってたという話


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気温は高く、風もないとの予報。篠山あたりまでツーリングに、ということで出発した。

ところが佐保の途中で日陰で雪が積もっていた。そういえば昨日の夜降ったとかいってたけな、と思いながらドンドン佐保を上っていくとすれ違う車の中に雪を載せたまま走ってくる車がちらほら。

こないだの降雪の時の経験から、銭原経由でなく、上音羽から行ってみることにした。

日当たりの良いところは大丈夫だったが、日陰では木々が雪景色のままで、路面にもシャーベット状の雪がまだ残っている。

ヘアピンカーブの先で旗を持ったおっさんが車を止めていたので、事故かな?と思いつつスローダウンして止まると後ろでガシャーンと転倒音がした。

ひょっとしてと、バックミラーを見ると案の定、嫁さんがこけていた。

自分のオートバイを停めて嫁さんのオートバイを引き起こし、上音羽の集会場に引き入れて状態確認。リアブレーキペダルがグニャリとまがり、ステップが折れていた。

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エンジンはかかったので、ディーラーまで引き返すことにした。

ソロリソロリと佐保を下って、171号を走ってディーラーへ到着。整備の方に状態説明をする。

パーツの在庫は無かったのでそのままドッグ入りとなった。

修理代の見積もりを待っている間、店内をウロウロしていると、CBR650Rのトリコロールカラーの限定車が展示されていたのが目に入った。

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これがWebサイトで写真で見るより実物のほうが数倍カッコイイ。大いに心を惹かれながら嫁さんをニケツで乗っけて自宅まで帰宅。

帰宅した後、さてどうしようかと思案。思わぬことで篠山ツーリングが中断となったので、前から行ってみたかった箕面市役所のそばにあるEmu Cafeへ車で行ってみることにした。

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ランチを注文していただく。亀岡のシンパティカ リモーネさんに似た雰囲気で、美味しくてリーズナブルで居心地の良いお店でした。


ランチの後に車を余野まで走らせてEmma Coffeeさんまで行き、ブラジルをいただいた後私のオートバイを買ったディーラーまで行くことにした。


嫁さんのオートバイのディーラーで見かけたCBR650Rのトリコロールカラーの限定車があるかどうか聞きに行きたくて行ったのだ。

お店に到着して店長へ限定車の在庫を確認するとある、という。今乗っているオートバイの下取りなど含めて話を進めていると、あるオートバイの存在を思い出した。


そのオートバイはまだあるかどうか、店長に聞くとまだあるとの話だったので見せてもらうことにした。



そのオートバイは店内にあった。存在感がまるで違っていた。



いかに用途・スペック・燃費・使い勝手等々で理論武装して自分自身を納得させようとしていても、そういうものを一気に吹き飛ばす魅力をもったオートバイを、実物で見てしまうと一瞬で魅せられてしまうものだ、ということがよくわかった瞬間だった。



乗っていたオートバイは下取りに出した。

次の愛車が来るのは一ヶ月後だ。