曇りのち雨 美ヶ原 本戦

朝4:30起床、6:00よりアップ開始。スタートは8:11。クラスは男子D

ストップウォッチを止めるのを失敗したと思っていたので、サイコンの経過時間を見て19分ぐらいと思っていたが、ストップウォッチはゴール後少し経ってから止めていたようだ。

タイムは1時間17分44秒 クラス18位/総合145位。去年より2分ぐらい短縮。

嫁さんはつがいけに続き、またもや後半失速で7位。どうやらアリンが脚質にあってないようだ。残り2戦はKingで走るしかないかな。


  • 走行記録:2時間54分    走行距離:54.6km
  • 平均心拍:128        最高心拍:174
  • 消費カロリー:1536Kcal  獲得高度:1450m
  • 平均気温:16度      最低気温:11度

スタートはゆっくりと。激坂が始まるまでアウターで回していき、最初の1kmの激坂区間は34T×25で省エネダンシングでゆっくり上る。1km過ぎてから斜度が緩くなったのでギヤを上げてスピードアップ。34T×21~23でやや踏み気味にダンシングを多用して美鈴湖までをクリア。脚をしっかり溜めて上った。心拍も165前後でクリアした。美鈴湖の平坦路はタイムの方に付き位置で体力温存しつつ結構なペースで飛ばし、美鈴湖過ぎの上りから、ジュニアゴール過ぎぐらいまでは34T×21~19Tで踏み気味に上る。ケイデンスは80回転/分前後だったと思う。心拍は165前後で斜度変化、つづら折れはダンシングでこなす。

 ジュニアゴール過ぎより溜めていた脚を解放し、目一杯回し出す。ギヤは34T×25~23、ケイデンスは100回転~90回転/分、斜度変化ではギヤを21T~19Tまで上げてダンシングでグイグイと。

 心拍は165前後で、ときおり160を切ることもあり、まったくの余裕。まるで通常の登坂練習のようか感じで上っていたため今から考えるともう少し上げてもよかったかも。

 ちょうど我々のゼッケンあたりから赤ゼッケンに変わっているのだが、飛ばし出すと同じペースで上っている人がいなくなりまるで一人旅状態であった。美鈴湖までは18分ジャストぐらいと去年より2分半ぐらい遅かったしおまけに中間地点を見逃してしまっていたため、このペースでいいのか悪いのか分からず多少不安になりつつ上る。

 それでも一時間5分ぐらいで武石峠をクリア。去年までは下りパートでほっと一息ついてしまいタイムをロスしていたので今回は気を抜かずにアウターでガンガン踏んで下る。それでもノーマルクランクの方には抜かれてしまった。

 この下りパートで随分前に抜いた1470番台のトレックの方に抜き返されるが最後の上りで抜き返し、「がんばりましょう!」と一声かけてもがいて追い込んだ。

 タイムは前述の通り。嫁さんが横山さんにお会いしていたようで、聞けば去年より3分縮めたとのこと。ウーン、またやられた(笑)。

 

 下山準備中に雨がぱらつきだし、まだかまだかと待っている間に下山が始まった。雨足が強くなり写真もとらずに下山する。途中で後輪がパンク。チューブラタイヤのパンクは嫁さんのも含めてこれで3回目だがいずれもブチルチューブのものばかりだ。

 タイヤを付け終わり、ゆっくりと下山しているとふたまたになっているところで突如ハイペースで下ってきた人がすっとんできてそのままクラッシュ。片脚をペダルからはずしていたのでブレーキトラブルだったのかな?

 結構衝撃的なシーンで皆で止まって後続に声をかけていたが数人を残して他の人は下山することになったようで、我々もそのまま下り出した。ぐったりしていたが、メットは割れてなかったし骨折・出血も無いようだったので命に別状は無いだろう。

 そんなこんなで激しい降雨の中、用心しいしいゆっくりと下って宿に戻る。タイムが悪かったせいか、嫁さんの機嫌が悪いので表彰式をパスして帰宅の途に付く。長野から岐阜、滋賀県とずっと降雨がひどかったが大阪まで戻ると雨は小降りになっていた。17:00には帰着。

 つがいけ同様、まったく脚も身体も疲れていない。一生懸命考えてオーダーしたProjectMの3号車よりキャリアの初期に深く考えずに買っていたタスカニーの方が結果的にヒルクライムレースでは速く走れ、身体への負担も少ないのは皮肉なものだ。

 剛性が低く、ウィップの戻りが速いチタンバイクの特性が私の走法・脚質に結果的に合っていた、ということだろう。