晴れ マウンテンサイクリングin乗鞍

私:チャンピオンクラス126位 総合321位  1:15:36

嫁さん:女子Bクラス4位 総合622位  01:21:46



朝4:30起床、5:30朝食後、6:00にスタート地点へ。あづみのカップでご一緒した横山さんの後ろに2号機を並べてしばし歓談。気温が若干低めだが、天気がいいので気温はすぐに上がるだろう、と推測。工具やスペアチューブを取り外してなかったのを横山さんに指摘されあわててはずして下山の防寒具を入れてあるリュックへしまう。この辺に既に集中力の欠如の兆しがあったようだ。

スタート時間が近づくが今ひとつモチベーションが上がらない。どこかに穴が開いていて気合いがそこから漏れているようだ。

 7:30にスタート。さすがチャンピオンクラスはスタートから皆ブッとばしている。ついて行けないのでマイペースで国民休暇村まで。この時既に踏めない自分に気づく。状態としてはまるで前日試走後のあづみのカップの記録会当日のような感じで余剰体力・気力が無い。去年のようなあふれるような闘志、というのが沸いてこない。

 何よりも気力が尽きるのが怖かったので余剰体力を見ながらペース配分して上る。第一CPまではゼッケン95番のエキップあづみのの方を先頭にした1時間13分ぐらいの脚力の集団の後方にひっついて走っていたが、石畳でペースを落とした時に切れてしまった。

 この第一CPで真下選手に抜かれたのだがNBS放送の去年の乗鞍の時とはフォームや下半身の安定度が全然違っていて別人のようでびっくり。低いフォームでまるでピスト乗りのようである。

 第二CPまでできるだけ体力を残しながら軽めのギヤを回して上ったおかげで第二CP通過時は53分15秒と去年よりも早いタイム。

 うまく行けば去年と同タイムを稼げるかもとしれないと思い、最後の2kmで飛ばすつもりで脚力をセーブしつつ走り、最後の500mでスパートをかけた。タイムは1時間15分36秒と去年より1分30秒ほどダウン。ポラーレの記録を見ても心拍が最大175とまったく追い込めて無かったので疲労要因であるものと思われる。

 

 ゴール後、嫁さんといっしょに下山の列へ並ぶ。すぐ前に真下選手が居たのでタイムを聞くとなんと70分30秒ぐらいとのこと!速い!去年のことやキャリアの話でしばし歓談。

落ち着いた雰囲気のある方でとても冷静な方でした。

 

 今年は美ヶ原、乗鞍ともに去年より2分ぐらいタイムを下げてしまった。

 業爆の疲労が抜けきれなかったのが大きな原因であったがいずれにせよ大幅なタイムアップはできなかったように思える。

 ゴール後、きたさんとも話していたのだが、第二CPまで50分を切るペースで上り、かつ、最後の5kmでペースダウンせずに上るためには今以上の絶対的な「基礎持久力」の向上が最も重要な要素であると思う。

 今年は3月からの腰痛、風邪による練習不足・ペースアップの遅さが最後まで尾を引いたが来年に向けては「基礎持久力」の向上、回転力のアップをテーマとした練習に来週よりさっそく取りかかる予定だ。

 

 あづみのカップでは不調だった横山さんが今回の本戦では見事に12分台を記録しているのを見ると自分もがんばらなければならないと思う。

 嫁さんの方と言えば、5分短縮して1時間21分を記録したものの順位を下げるという、かなり今回は女子Bは激戦だったようである。まだまだタイムの削りシロはあるので来年はさらなるタイムアップが見込まれると思う。

 

  • 走行時間:1時間19分   走行距離:20.1km
  • 平均心拍:165      最高心拍:175
  • 消費カロリー:1161Kcal 獲得高度:1205m
  • 平均気温:19度     最高気温:22度

本番が終わり、宿で露天風呂につかりながら空を見上げていると、秋の香りが漂っていた。これで今年の夏、ヒルクライムレースのシーズンも終わりだ。また来年に向けて始動開始だ。