三連休のうち晴天は今日だけ、しかも朝と日中の寒暖差が激しく、しかも風が無い、とくればこれは雲海に浮かぶ竹田城を見に行く絶好のチャンス。しかも氷ノ山の紅葉は見頃。
これは行くしかない。
朝4:00起床、5:00過ぎに出発。
中国自動車道を吉川ＪＣＴまで。夜明け前で真っ暗だというのに車がいっぱい走ってる。
吉川ＪＣＴから舞鶴若狭自動車道に入る。北上するに連れて雲海が広がってくる。多紀連山から見下ろす春日も見事に雲海に沈んでいて、これで十分キレイじゃないかと思っていると、ドンドン高度が下がってきて走っているこちらも雲海、つまり濃霧の中に。
これがまた半端ない濃霧で視界50mぐらい、バイザーを左手でワイパーのように定期的拭わないと視界が確保できない。気温表示は６度。家を出た時は１３度ぐらいだったのに。
西紀ＳＡで休憩。暖かいコーヒーを飲んで暖を取る。
ＳＡ内には起きて間もないうちに連れだされたのか、ボーと座っている子供達や寝癖がついたままのおとーさんなどでいっぱい。皆早出でどこかへ行くのだろう。
西紀ＳＡを出て、春日ＩＣから北近畿豊岡道へ入る。ここがさらに濃霧ワールドで、もう２０秒に一回ぐらいバイザーを拭いながら走っている始末。時折トンネルに入るが、ここだけ霧もなく、暖かでホッとする有り様。
そんな濃霧ワールドを和田山ＪＣＴで降りて一路立雲峡へ向かう。立雲峡への狭い通路は通行止めになっている。どうやら雲海目当てで観光客が殺到しているようだ。
下の道路にオートバイを停めて、歩きで立雲峡への上りを登る。この上りがまた結構いい感じの上りで、自転車でダンシングで上るには手頃な斜度の上りだった。いつか機会があればここを自転車で上ってみたい。
駐車場について、すぐ上の第三展望台から竹田城を見る。
先ほどまで苦しめられてた濃霧の上にぽっかりと浮かぶ竹田城址。さすがに幻想的でとても美しい。早起きして来たかいがあった！
しばらくこの素晴らしい展望を楽しんだ後、下山。下山してみるとつい先程まであった雲海は綺麗さっぱりと消えて、竹田城址は普通に見えるようになっていた。
朝8:00を過ぎると、本当にあっという間に雲海は消えてしまうようだ。
竹田城を後にして、北近畿豊岡自動車道に舞い戻り、今度は氷ノ山へ。
ホントにこの山の周辺だけ見事に紅葉していた。
養父まで戻ってきて、温泉に入った後、道の駅で昼食を取り、北近畿豊岡自動車道を春日まで戻ってきてから春日から下道で篠山～３７２号～銭原とつないで帰宅。
渋滞にもまったく合わず、いい天気でいい景色を楽しめた三連休の初日でした。
今日は走ったコースはこちら。
