晴れ時々曇り時々雨 田能~423号

雨が上がり、路面が十分乾くのを待って1号車改で出撃。

風が強いため、走りながら風を避けつつ距離を伸ばすという臨機応変な対応を取る。

コースは彩都~忍頂寺~清阪峠~田能~南掛~柚原~423

    ~山麓線~彩都

走行距離:2時間57分   走行距離:71.4km

平均心拍:128      最高心拍:172

消費カロリー:1625Kcal  獲得高度:870m

平均気温:17度      最低気温:13度

西風が強いため、南北にできるだけ走るつもりで出発。

ところが横風となるため風が巻き、北摂の山地では南から吹き上げて時々西から強く風が巻くといった按配。

今日のような日に亀岡盆地まで出ると恐ろしい目に合うのは目に見えているので、423を下っていけば向かい風となり、緩い下りでも十分な練習強度を得られると判断し池田まで下っていったのだがこれが上記の風の吹き方の状態のせいでハンドルを横風で取られそうになることたびたびで池田までの下りは結構怖いものがあった。

 しかし、423号は池田まで下ったことが無かったがこの道は斜度が緩く、逆に池田から上ると長く緩い斜度が得られるためいいコースになりそうである。今度逆に走ってみよう。

 今日はリカバリモードで平地基調コースを走るため一号車改で出撃したが、注意深く見ているとBB回りの剛性の差からくる走りの特性の2号車との差が顕著で興味深いものがある。

 基本的に彩都の上り口のような斜度のきついところはBB回りの剛性が高いため2号車で踏めるギヤでは1号車改では踏み切れず、より小さいギヤに落とすことが

しばしばである。

 南掛~柚原間の緩斜面などは逆に一号車改の方が2号車より早く走ることができる。シッティングからダンシングへ切り替える瞬間などにおいて一号車改ではもたつくことがなく加速することができる。

 反応性についてはチェーンステーを強化し後ろ三角の強度をアップしたことがプラスとなっているが逆に剛性が出すぎているためペダリング時に求められる適度なウィップが

とれずビッグギヤを踏みきれないため私の脚力では登坂は2号車やタスカニーの方が早く走れる、といったことに感じである。

 このことより、登坂性能を求めるためには脚力に見合ったウィップが出せる程度の剛性とのバランスが必要であり、何が何でも硬い方が登坂性能良くなるわけではないことを

示唆している。

 脚力に見合った剛性、これに加え反応性を求めるには軽量化しかないのであろう。

 今所有している3台の中で2号車が最も走行性能のバランスに優れていて、この車以上に優れたフレームがあるのだろうかと思うことがしばしばあるが、最近マスプロモデルの進化は速く、GIANTの新型やSCOTT CR1、LOOKのフルカーボンモデルなど高性能なフレームが次々と輩出されてきている。

 しかし、私はマツナガさんのところへのオーダーでこれらのモデルを凌駕するフレームを作ってもらうことは可能であると考えているのでこのように他車と乗り比べることで優れた2号車の特性を損なうことなくより優れたフレームを作ってもらうための要件を整理しているというわけである。

 

 というわけで、次なるオーダーフレームへの要件整理、開始である(笑)