晴れ 周山~日吉

8:30頃、コスペアを装着しコンパクトドライブ化したタスカニーにて出撃。

コースは西国街道~上福井~茨木高原CC~高山~423号~堀越峠~ひいらぎ峠~477号~73号~477号~周山~弓削郵便局~日吉~25号~9号~407号~亀岡~東別院~清阪峠~忍頂寺~彩都


  • 走行記録:6時間11分    走行距離:153.4km
  • 平均心拍:136       最高心拍:177
  • 消費カロリー:3930Kcal  獲得高度:1700m
  • 平均気温:17度     最低気温:12度

 先日の実験にて手持ちのバイクの内、タスカニーが一番激坂向けと思えたので、雨だった土曜日にウエムラパーツへ出かけてスギノ・コスペアの48-34Tクランクを購入して装着。久しぶりのシマノ純正外セッティングに時間を食いながらなんとかちゃんと変速できるようにできた。BBは旧デュラ7700、アウターリングは手持ちのXTR48Tとしてある。

 朝から冬のように寒い。インターミディエット+エアブロックベストでもちょっと寒いくらい。コンパクトドライブの性能を試しに裏霊園へ。上福井から茨木高原CCまでタイムをとってみると35分をわずかに切る程度とかなりよいタイム。清渓出張所からの上りも34Tだとかなりかかりがよく、普通の斜度の上りのように上れる。裏霊園の入り口の激坂から最初のヘアピンでもグッと踏み込むとスルスル加速する。柔らかいクランクの特性もタスカニーにマッチしており予想通り激坂向きのバイクセッティングとなった。

 その後、高山経由で423号を走り、73号にて9号線を横切り477号から一路周山へ。今日はバイクもモーターサイクルも多い。50台近い集団で走るハーレーを始め、いくつか集団で走るモーターサイクルが今日は多く見られたが、あまりでかい集団で走るのは色々と逆に不都合が出ないのかなと人事ながら心配になる。

 周山までの向かい風の中、ややハンガーノックになりながら嫁さんと先頭交代しつつサンダイコーへ到着し補給。

 日差しは暖かいが風は寒い。補給で座っている時に寒くてたまらなくなった頃が周山にこれなくなる頃であり、すなわち冬の到来を意味する。その点では今日はまだまだ大丈夫そうであった。

 周山から北に走り、弓削郵便局で左折して日吉へ。ここでも向かい風である。緩い下り基調の道だが馴れないコンパクトドライブでギヤの選択に苦しみながら走る。477号の周山への52Tで19-23Tぐらいで走れる程度の緩い上りの道もコンパクトドライブではかえってギヤの選択に悩みながら上った。緩斜面や下り基調だと逆にギヤの選択に馴れないとついつい踏み込みがちになってしまい、難しいところである。

 日吉から亀岡の帰路もまたもや向かい風である。今日は全行程お約束のように向かい風である。先頭交代しつつ、往路で使った道を通りセブンイレブンで補給。9号線の裏道から407号を通り亀岡から東別院経由でいつも清阪峠を通って帰宅。

 平地や下り、緩斜面ではギヤの選定の苦しむ場面もあったが、基本的に上りでのかかりの良さ、クロスしたギヤの気持ち良さが印象的である。ただし、日常の練習においては軽いギヤばかりで走っていると脚力の低下につながりそうなので普段は重めのギヤで上るといった配慮が必要だと思われる。

 平地や下り基調の道ではクロスしたギヤが逆にアダとなり変速した直後の加速力が今ひとつでその分脚を使わされることとなるのでこのような場面では普通の52-39Tの方が優れているようだ。少なくとも今日走ったようなコースだと前半だけならコンパクトドライブの方が向いているが通して走ることを考えると普通の52-39Tの方が使い勝手が良いようだ。

 久しぶりに使ってみたコンパクトドライブだが、全体的に見るとヒルクライムレース以外では使い勝手は普通の52-39Tの方が優れているようで、シマノがなかなか製品化しなかった理由も分かるような気がする。

 今回手持ちバイクのキャラクタの差別化・明確化ということでタスカニーをコンパクトドライブしてみたが美ヶ原に出ないと決めた場合、元に戻すかもしれない。ともあれ、雑誌に書いてあるようないいことばかりではないということが分かったコンパクトドライブであった。来年の6月についてどうするかはまだ未定。ファンライド主催の富士山ヒルクライム大会であれば3号機、美ヶ原であればこのコンパクトドライブ化したタスカニーで出る予定である。